2018年12月11日火曜日

きつん式ゲームレビュー:Red Dead Redemption2

いまさら感ありありですが
 皆様いかがお過ごしでしょうか。きつんです。2018年も残り僅かということで、今年を総括する記事でも書こうかなと思ったのですが、今年の記憶が曖昧で振り返ってみようにも何も覚えていないので困ってしまいました。
 自分のブログを振り返ろうにも、この記事を除いてなんと13記事しかなく実に空虚じゃありゃせんかという感じです。
 というわけで、クリアしたゲームなり視聴した映画なりはブログに感想を残して、後で自分が見返せるようにしておくべきではないかという試みです。前置きはこの辺にして早速レビューしていきましょう。


Red Dead Redemption2


GOOD! 
・広大かつ精細なフィールド、魅力ある多種多様なNPC
・テーマを強く感じさせる深みのあるストーリー
・シームレスでロードの少ない快適な動作
・やりこみ要素の種類の多さと量

BAD...
・移動の煩わしさ
・操作性、システムを犠牲にすることでの世界観表現
・釣り

 まず、ゲームを始めて最初に驚いたのは二枚組のディスクである。RDR2は最初にこのディスクからデータをPS4に保存してからプレイが始まるのだが、軽く30分強はかかった記憶がある。しかし一旦ゲームが始まってしまえば、ほとんどロードに煩わせられることはなくとても快適なプレイングを楽しめた。

 ゲームスタートで目に飛び込んでくるのは広大な自然だ。最初主人公の一団は猛吹雪の中を歩き回ることになる。その過酷さは十二分に表現されていた。
 自然の豊かさはゲーム全編を通して細かく描写されていて、森の中に差し込む木漏れ日には息を呑む美しさがあった。(芸術的表現)
 
 オープンワールドにはかかせないNPCもかなりの種類がいた。イベントに関わってくるキャラクターは勿論、繰り返しイベントやモブみたいなキャラも、あれこいつ前も見たなと思うことはなかった気がする。
 
 面白いなと思ったイベントを1つ挙げよう。馬を走らせてると、道端に蹲ってるオッサンがいた。すると蛇に噛まれたから助けて欲しいと寄り縋ってきたので、仕方なく馬を降りて、直接患部から毒を吸い取り助けてやったのだ。
 するとオッサンはありがとう君は命の恩人だと言い去ってしまった。え!?お前なんも出さずにそのままどっかいくのかよ!と勿論そのときは憤慨したものだが、後日武器屋を訪れると店の前のベンチにそのオッサンが座っていた。すると、こちらに気づいたオッサンが、あのときはありがとう!君は命の恩人だから武器を一本おごるよ!と申し出て、本当に武器が一本ただになったのだ!凄い!
 ちなみにNPC被りに関してはほとんど気にならなかったが、蛇に噛まれるオッサンはゲーム中に何回か見たし、自分の馬に蹴り殺されるオッサンのイベントも何回か見た。そこはゲームの限界だろうか。

 ストーリー開始からエンディングまでほぼゲームを落とすことはなく、やめるときはいつもスリープモードだったのだが、ゲームクラッシュをしたのは一回切りだった。開始から終了までは大体4週間ほどのらりくらりとやって、プレイ時間は多分100時間弱だったと思う。初めてクラッシュしたときはもしかして進行バグなのではと不安になったがよくよく考えるとこのプレイ環境で1回しかクラッシュしなかったのは相当優秀なのではと思っている。ちなみにスマブラは購入初日にストーリーモードで1回クラッシュした。

 個人的にこのゲームの一番の魅力はストーリーだと思う。オープンワールドというゲームの特性上、どうしてもアクションが単調になりどんどん飽きてきてしまうのが私の性格なのだが、それを忘れさせるほどにこのゲームにはストーリーの魅力があった。一応初代もプレイ済みだったので、結構ニチャア…とできる描写が多いのも良かった。
 
 狩猟や採集などはRDR2ならではのやりこみ要素である。これをこなすことでゲーム内装備がアンロックされ、能力が成長するシステムは良いと思う。野生動物の動きはほんとにリアルで、馬のキンタマが寒暖に左右されて伸びたり縮んだりするのは結構話題になっていたところであるが、個人的には熊の人を襲うモーションがあまりにもリアル過ぎて若干引いてしまった覚えがある。


 さて、とにかくRDR2は広大な土地を駆け巡ることになるのだが、その中でも特に苦痛を感じるのは移動に関してだった。ファストトラベルはあることにはあるのだが、一方通行だったり、汽車には駅から駅までしか乗れないし、馬車の移動ももちろん駅から駅までである。
 ミッションは主人公の潜伏するアジトから始まることが多いのだが、潜伏場所がバレるわけにはいかないので自分の馬で帰るしかない。この移動は自分の操作でやらされるのだが、アジトの場所によっては非常にめんどくさいと思うことが多かった。

 この作品には上記のようなめんどくささを世界観の描写の一部としてわざと取り込んでいる(らしい)ため、薬草からつくる調合アイテムも1つ1つアニメーションが入ったり、アジト内では走って移動が出来ないなど、操作性に対する不満はまぁまぁ多かった。
 操作性を犠牲にした世界観の描写という表現法には個人的に不満を覚えているので、この点はゲーマーとして受け入れられないなぁと思ってしまう。私は芸術品鑑賞がしたいのではなく、面白楽しく快適にゲームがしたいのである。これはたいていのゲーマーが思うことではないだろうか。

 そしてこれは完全に個人的私怨だが、もうゲームに幅をもたせるために釣りシステムを導入するのはやめてもらえないだろうか。RDR2は自然と多く関わりあうゲームなので釣りという要素は欠かせないものであるのは勿論理解できる。が、ゲーム内に採用された釣りというシステムは、どのようなゲームであっても大体やることが変わらない。餌を選んで、竿を投げて、魚を釣る。魚を釣るまでの操作に若干差はあれど、大体そのゲーム内に登場する全種類の魚を釣り上げるという最終目的は変わらない訳でもううんざりしている。みんなのGOLFに採用されていた釣りシステムに比べたら、RDR2の釣りは相当いい方ではあるが楽しいと思うことはなかった。もうしばらく魚は見たくない。

 以上のレビューをもって、RDR2のキツスコアは
80点 良ゲー!
 という感じです。RDRシリーズは今のところPCで出たことがないので、わざわざPS4を買ってまで…という人は多いと思いますが、興味ありならばやって損はないだろうと思います。オンラインも実装されたしね!

 長々と書いてしまったので、最初と最後だけ見に来たきつブログ読者の方も多いと思われますがそれだけでも私はウレシイです。いつもありがとうございます。今年中にあと何本かゲーム感想記事、また映画感想記事を書きたいと思っておりますのでそちらの方も見ていただければと思います。

 それでは最後に、ブログなんですよ納めを2018年にしっかりして頂いて、もう使い古されたネタを使うのは今年いっぱいで終わりにしましょう。きつブログでブロなんに狂っている人を見ました。特にブロなんはダメです。ブロなんから足を洗ってください。ばあちゃんからのお願いです。終わります。

3 件のコメント:

  1. ブログなんですか?

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  2. ログなんですよ

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  3. はやくスマブラキャラの全キャラランク記事書いて

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