Hearthstone 旧神のささやき 使用デッキとRankの傾向

アジア鯖レジェンド到達記念

　先日新拡張アップデートが入り混沌の最中であるHearthstoneラダーですが、適当にいろいろデッキを触って遊んでたらRank3ぐらいまで登っていたので、いっちょ上までいったるかと意気込みそこから合計8時間ほどrank1の中を彷徨い続け、とうとうレジェに到達しました。めちゃんこしんどかったです。せっかくなので記事にまとめておきます。


使ったデッキ

※基本的にHearthpwnとかその辺のレシピパクってます。

アグロシャーマン

　デッキ名は気にしないでください。今回一番やばいと前から騒がれていた彼の新カードですがやっぱりやばかったです。特に新カードである4マナの炎まとう無貌のものはBGHのNerfによっていきいきと暴れまわっています。その横にトンネルトログとトーテム･ゴーレム並んでたら絶望しかないです。あとはトーテムの召喚された数だけマナコストの下がる6マナの地底よりのものもおかしいです。2～4マナぐらいでポンと5/5挑発出てくるのは正直意味がワカラナイです。更には地味に2マナの永劫の監視者のマナロック解除がずるいです。旧神拡張追加前からシャーマンのくせに強いアグロシャーマンが、新カードによりさらに強くなったという感じです。

　Rank5から3ぐらいまで一気にこのデッキで駆け上がりました。ただ正直なところ炎まとう無貌のものによる初見殺し感が凄かったです。Rank1になると結構対処されるようになり悲しみに包まれました。とにかく序盤から体力を削って削ってドゥームハンマー＋石穿ちの武器の10点ダメージや高いスペルダメージでとどめを刺していきましょう。中盤からは著しい手札切れにより強いドロー力に頼ることになるので使用前には精霊達にしっかりとお祈りすることをおすすめします。

Zooウォーロック

　旧神のささやきでも動物園はいつものように開演されていました。私をレジェに導いてくれたのも結局旧神動物園でした。精霊達にお祈りしても無駄でした。

　注目すべきは新カードである3マナのダークシャイアの議員。ヘルスがなんと破格の5！除去するのが非常に面倒なのですが、放っておくと攻撃力8とか普通に超えるのでやばいです。他の新カードである禁じられし儀式や取り憑かれた村人との相性が素晴らしいです。中立カードである3マナのン＝ゾスの落とし子なんかも思った以上に働いてくれました。盤面に2/2の触手を大量に並べるのはなかなか気持ちがいいですよ！

　このデッキには入っていませんが、突撃持ちであるドゥームガードやリロイジェンキンスを採用したものもよく見かけました。お好みで調整してみてください。

クトゥーンドルイド

　デッキ名前にミッドレンジとか書いてあるけどミッドレンジの定義いまいちわからないので気にしないでください。
　今回の大目玉カードであるクトゥーンを採用したドルイドさんですが、なかなかにずるいカードが追加されています。特にお気に入りなのは6マナの闇アラコア。6マナ5/7挑発持ちという超ハイスペック。全てのアグロを闇に葬りさりました。更にクトゥーンを＋3/＋3育てるなんて美味しいおまけもついています。
　4マナのクラクシの琥珀技師も条件付きとはいえ4/10になります。おかしいですね。ただ4ターン目に必ずしも条件を達成できるほどの安定感はなかったように思えます。
　ドルイドのレジェンダリーカードのファントラル･スタックヘルムさんは、まぁ強いんだけど無理していれる必要もないね･･･って感じです。自然の怒りが3ダメージ出しつつドローできるのは嬉しいですね。

　さて、クトゥーンデッキにはもう一つほぼ必須と言われている7マナの双皇帝ヴェクロアというカードがあります。クトゥーンの攻撃力が10以上なら自分と同スタッツのミニオンを召喚するというもので、4/6挑発を即座に2体並べることができるんですね。そこにブロンズビアードがいれば、なんと三つ子にできるんですね。10ターン目にブロンズビアードとヴェクロア召喚、次ターンにクトゥーンを召喚し、ブロンズビアードの2倍効果で一生プリプリして殺すなんてこともできます。

クトゥーンプリースト
　デッキ名には触れないでください。
　とにかくアグロ相手に勝つことだけを考えたようなデッキでした。5マナのダークシャイアの錬金術士による5点回復と5マナの黄昏の鎚の暗黒治療師による10点回復で耐え忍び、あとはプリーストコントロールらしい除去を繰り返し、大切に大切に育てたクトゥーンでトドメを刺すデッキです。
　個人的にコントロールプリーストの熟練度が足りず、アグロ相手には勝てるのですがコントロール相手には処理が追いつかず物量で負けることが多々ありました。多分経験値の問題だと思いますもしくはデッキのせいか･･･。

海賊アグロウォーリアー

　新カードに海賊属性持ちのミニオンが多く、他の海賊ミニオンと高火力武器の相性の良さから構築されたデッキです。
　1マナのン＝ゾスの一等航海士は1/3の武器を装備させてくれます。そこに3マナのブラッドセイルの狂信者の武器バフ効果を発動させると、なんとそこには2/4の武器が！強くないですか･･･？
　新スペルの1マナ"血を霊液に"もかなり使い勝手がいいです。主に苦痛の侍祭を発動させるために使われますが、除去に足りない1点など結構使う場面が多かったです。

 ただクトゥーンドルイドのようなビッグサイズの挑発持ちが並ぶととてつもない息切れを感じます。とにかく高打点を出すのが己の顔面なので、いかに相手の盾を躱しつつ海賊げんこつを食らわせるかが勝利の鍵です。

←癌

　かお　を　なぐる　だけ！














　以上が使いまわしたデッキです。アグロが多めなのはラダーに時間がかかるのが大嫌いだからです。この中でラダー上昇に一番オススメなのはZooウォーロックでしょうか。

　やはり安定感があります。あまりマリガンで事故ることがないですから自分のプレイングに全てかかってる感があっていいです。なかなか速い試合時間で回すことができるのでその点もまた魅力的ですね。現在のメタにあまりAoE処理をみかけないというのもZooの強さを後押ししてる気がします。


Rank1~5で見かけたデッキ達

めんどくさくて統計とかとってないので完全に体感ですが一応記載しておきます。

●高頻度

アグロシャーマン　Zooウォーロック

この2つがめっっっっちょ多かった。全然プレイしたことのないプリーストに手を出したのもこいつらが原因。いやまぁ私もめっっっっっちゃ使ったんですけどね。なおアグロシャーマンにはミッドレンジ寄りのものもあり、呪術(Hex)やライトニングストームを採用しているデッキもあり正直読めません。マジで怖いです。ただ総じて炎をまとう無貌のものは入ってるのでとにかく警戒してください。

●そこそこ

クトゥーンドルイド　クトゥーンプリースト　テンポウォーリアー　ミラクルローグ

　クトゥーンデッキは特にドルイドとプリーストが多いと感じました。順当にカードを出していければどちらも強いと思います。

　テンポウォーリアーは旧神のささやき直前ぐらいに流行りだしたようで、いつの間にか負けてた～ってことが多かったです。ちょうどそのころハスストさぼってたもんで･･･。

　で、よくわかんないけどミラクルローグが多数いたんです。Hearthpwn見ても全然レシピ上がってないのにアジア鯖はやたらいました。ヨグ＝サロンでおふざけするという訳でもなく、うまいこと盤面をキープされて冷血でバフされたミニオンで殴り殺されました。腹がたちました。

●あんまりみない

アグロパラディン　コントロールパラディン　クトゥーンウォーリアー　クトゥーンウォーロック　テンポメイジ

　アグロパラディンはいまいち他のアグロデッキに比べると安定感がないように感じました。逆にコントロールパラディンは、現メタにおいて他のクラスがあまり使用していない強力な全体除去をばっちり持っていること、そして新カードの強力な回復スペルが非常に厄介だと感じました。遭遇したのはドラゴン型とン＝ゾス型の2種類です。

　ウォーリアーとウォーロックのクトゥーンデッキはドルイドとプリーストに比べて遭遇回数は少なかったように感じます。なんででしょ。

　テンポメイジの数は結構減ったんじゃないでしょうか。正直今回追加されたカードで一番しょっぱかったのはメイジだと思います。シークレット関連のNerfもあり、フリージメイジなんかは正直絶滅したんじゃないでしょうか。

●レアキャラ

クトゥーンローグ 　ハンター

　Heathpwnの中にあるローグのレシピのほとんどはクトゥーンローグのものなのですが、ラダーを回している最中は遭遇した記憶がありません。まだまだ研究中なんでしょうか？

　ハンター全般は全然会いません。獣シナジーハンターとかいましたけどプリーストで圧殺して終わりました。ヨグ＝サロンハンターとか研究されるのかな？




　以上です。とりあえず4月末のメタなんでどんどん移ろっていくとは思いますが、5月の上旬ぐらいまではきっとこのままだと思います。まだシークレットパラディンほどの強力無比なデッキは多分見つかってないと思いますが、混沌に乗じてラダーを駆け上るのもなかなか楽しいですよ。終わります。