2016年9月21日水曜日

最近過去の失敗がフラッシュバックして死にたくなる現象が頻発している

 
_:(´ཀ`」 ∠):_

 割りとあるある現象だと思うんだけど頻度が増えた気がする。何回も思い出す定番の失敗もあれば何でこんなの覚えてるねんみたいな驚愕と後悔のクロスダメージをぶち込んでくる新鮮な思い出もフラッシュバックする。

 しかしいざこれらの失敗を文字に起こしてみようとすると、どうも鮮明に思い出せなくなる。まるで悪夢みたいだぁ...。 でも一つだけいつでも思い出せるのが一つある。
 あれは高校時代、家庭科の授業で少し余った時間で担当教師の青髭クソ親父が無差別に生徒を一人選んで1ネタやらせるという最悪のイベントを開催した。この時、きつん少年は自他共に認める陰キャの帰宅部クソオタクな自分がまさかこの場面で魔女狩りされることはないだろうと信じていた。
 ところが、完全な陰キャで誰とも話ができなかったという訳でもなく微妙に仲のいいウェイ系がいたせいで、そのウェイ系の友達のウェイ系からときたまイジりネタとして利用されていることがあったのである。それが災いしてウェイ系の友達のウェイ系が、まるで森の奥に住む魔女を異端審問官へと突き出すように、担当教師の青髭クソ親父に突き出したのである!!!!!
  嬉々としてきつんを教壇へと連行する青髭クソ親父。普段授業以外で一切話をすることもなく、青髭がきもいなという印象しかなかったのに一瞬で殺意のボルテージはマックス。が、陰キャが唐突に暴れたり反抗するなんていう考えは起こせず、青髭への殺意と混乱の中、教壇という十字架に磔にされるきつん少年。何したらええねんと必死に脳みそを回転させ、ようやく思いついたのがつい最近仲良いグループの中で披露した妙に甲高い声をしている生徒会副会長(♀)声真似だった。もうそれしか浮かばなかった。それがちょっとウケてたから、こっちでもウケるんじゃないかと、奇跡は起きるのではないかと、思ってしまった。
  結果は、一瞬の静寂の後の、拍手である。拍手。大道芸ではない。決して凄いことを披露した訳ではないのだ。笑わせようと繰り出したネタへの報酬は、参加賞の拍手。あまりにも残酷だった。陰キャが平常に受け止められる現実ではなかった。失意はトラウマとなり、今でもきつんの心に深い傷として残っている。許さんからな青髭クソ親父。お前は末代まで呪ってやるぞ。

 これ書いてるだけでも5回ぐらい悶絶してベッドをのたうち回っていた。よく書ききったと思う。移動中とか本当にふとした瞬間に浮かんでくるとその場で絶叫したくなる。せめて思いだし笑いで悶絶したいけどフラッシュバックするのは過去の失敗ばかりだ。
 
 最近思い出した過去の一つ、これが失敗とかトラウマになるのかはわからないけど、きつん少年が中学校の修学旅行へ向かうバスが来る集合場所に向かっているときの思い出。特別仲良くはないが、多少談笑するレベルの高身長イケメン頭脳明晰クラブチーム所属のサッカー少年が近くに住んでいた(あまりにも才色兼備だから今はサイコパスかなにかになってると思う)。偶然だが、集合場所への道中で遭遇し必然的に目的地へと一緒に向かうことになった。このサッカー少年は本当に完璧で、この時期からオタクを発症していたきつん少年との会話も難なくこなしていた。今考えると本当に凄い人間だと思う。もはや人間であることが疑わしいレベルの完璧さだった。そして集合場所に着くやいなや、先に到着していた女子生徒達がきつんのとなりを歩くサッカー少年へと黄色い声を投げかけるのである。普段は制服なので、私服が新鮮でかっこいいとかどうとか遠くからぬかすのである。とはいえきつん少年、もはや嫉妬という感情すら浮かばず、女子生徒の意見にただただ納得するだけであった。なんせサッカー少年はぐうの音も出ないほどかっこよかったし、なんかいい匂いまでしていたからである。彼がバラモンならきつん少年はよくてヴァイシャだと理解していたのである。ここで自分を最下層に置かないところがきつん少年の醜いところである。それで終わればよかった。黄色い声の中に、なんときつん少年を対象にした詠唱が行われたのだ。狐族(設定)の聴覚はそれを聞き逃さなかった。


「「きつんくんも少しかっこいいね」」

 
 多分当時は純粋に嬉しかったと思う。お世辞でもかっこいいだなんて言われ慣れてなかったし。もしかしたらサッカー少年のもつオーラによってバフされていたのかもしれない。でも今思い返すととても悲しくなった。悲しすぎて笑ってしまった。なんだ少しかっこいいって。そりゃだれがどうみてもきつん少年とサッカー少年を比べたら街角の百人中百人がサッカー少年を選ぶだろう。それはもう当たり前だからいいのだけれど、少しかっこいいという評価をする必要はあるのか?わざわざ少しという形容詞をつけて発言する意味は?お前ごときでもサッカー少年様と歩くことで僅かにかっこよく見えるんだよわきまえろ畜生がという意図が隠れてたりするのだろうか。そんな邪悪な意図を察せずにぬか喜びしていた過去の自分が悲しい。ひたすらに悲しくて愚かで思い出して笑っている。せめてサッカー少年が人の道を外れずに栄光の道を歩んでいることを願う。彼は本当に良い奴だった。あんなに完全無欠な良い奴だからどこかしら破綻していることは間違いないが、破綻していないことを願っている。本当だ。

 本当に楽しいことで腹抱えて笑ったのはいつのことだろう。ここ数年はもうヤジュパイのくだらない動画でしか笑ってない気がする。それでも過去の失敗フラッシュバックで悶絶して苦しむよりはましなのでヤジュパイのくだらない動画で脳を麻痺させていたほうがずっとましだと思う。終わり。

6 件のコメント:

  1. きつんくんも少しかっこいいね
    だけ読んだ

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    1. 前半はともかくそこだけ読んでも意味わからんすぎて流石に前後の文章気になるだろ

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  2. シャムさん並みの字数稼ぎは良くないぞ?

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    1. だってあんなに完璧なやつがどこも異常なところないなんてありえないもん 絶対サイコパスだから

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  3. 大変ですね頑張ってください!

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