2012年12月17日月曜日

ルー=ガルー 《忌避すべき狼》

呟く度にこの画像送るのやめて。

 
 はい。僕が読んだのはこっち。

 いやー面白かった。一応上下合わせて800ページぐらいあったぽいけど、面白くて全然重くなかったったね。そんでもってルー=ガルー2が手元にあるっていう幸せね。明日はもういっぱい読むぞ~。

 さて、ルー=ガルーっつーのはフランス語で狼男、って意味らしいすが、ルー=ガルーになったのが男じゃなかったんですよね。いや、狼男がするようなことをしてた奴もいたかな?とにかく作中の「狼」という単語の中には複数の意味を含まれてるのかな、とか思ってます。実はケモノ化しちゃうのかなとか思ってましたけどこれファンタジーじゃないからな!ふぁっきんまいぶれいん。

 久々に活字をがっつり読んだし、作者の意図を汲み取って~とかそんな大層なことはできませんが、作中に出てくる過去、つまり僕らが生きる現在についての批判のような物が含まれてるような気がしました。それは教育だったり、警察だったり、食生活だったり、過去はとにかくダメだ。クソ喰らえだ。みたいな描写が多かったかなって。とはいえその未来が格段に良くなったかというと、そうでもないんです。なんでこの若さでやたら難しいこと考えてんだー。とか最初は思いましたけど、こんな教育システムじゃこうなってもしょうがねーか、っていう結論に至ってしまったのである。

 しかし本質は連続殺人事件に纏わる少女達の奮闘と、女性カウンセラーと中年刑事の苦闘な訳で、その本質をしっかり楽しめばいいのです。難しいこと考える必要なんかないんだよ(クソ読者)

 あとコミックスとかアニメとかいくつか出てるみたいですね。一応表紙の女の子みて、これ葉月ちゃんだーとか歩未ちゃんナイフ持ってるーとか美緒ちゃん天才かわいーで満足できたんで読むことはないと思います。以上!
 

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